総務のひとりごと

靴の化粧品パート3 デオドラ誕生の秘話

靴の化粧品パート3 デオドラ誕生の秘話

1979年頃、消臭スプレーの開発を始めました。消臭スプレーには臭いを臭いでおおうマスキング方法と、臭いを分解し消臭する方法があります。 臭いには沢山の種類があり、すべての臭いを一本の消臭スプレーで分解するのは不可能です。そこで私たちは、足のにおいの分解をメインに考えました。 足のにおいの原因は、足裏の雑菌が汗と垢と皮脂で繁殖して出るものです。そこで、雑菌を抑え臭いを分解し、且つ分解し切れない臭いを香料でマスキングし、しかも長時間持続する消臭スプレーを開発することを考えましたが、中々これだという原料が見つからず、行き詰っていました。 そんな時、何気ない会話の中で、アメリカから船便で輸入するオレンジのカビ止めに使われている㊙㊙㊙という物質が、長期間のカビ止め効果があることを知りました。 早速その物質を取り寄せテストした結果、素晴らしい消臭効果が有る事がわかりました。また持続効果も36時間と素晴らしく、朝出かける時に使用すると、一日安心であることがわかりました。 それに香料他を混合し完成したのがデオドラです。発売後のエピソードとして、足の臭いで悩んでいて、沢山のメーカーの消臭商品を試し、効果がなく諦めていた消費者の方が、当社のデオドラにたどり着き、その効果と持続力に驚かれ、フアンになって下さり、感謝のお礼状を下さいました。商品を考え、製造し、発売するメーカーとしては、このうえない喜びです。

靴の化粧品パート3 デオドラ誕生の秘話

1979年頃、消臭スプレーの開発を始めました。消臭スプレーには臭いを臭いでおおうマスキング方法と、臭いを分解し消臭する方法があります。 臭いには沢山の種類があり、すべての臭いを一本の消臭スプレーで分解するのは不可能です。そこで私たちは、足のにおいの分解をメインに考えました。 足のにおいの原因は、足裏の雑菌が汗と垢と皮脂で繁殖して出るものです。そこで、雑菌を抑え臭いを分解し、且つ分解し切れない臭いを香料でマスキングし、しかも長時間持続する消臭スプレーを開発することを考えましたが、中々これだという原料が見つからず、行き詰っていました。 そんな時、何気ない会話の中で、アメリカから船便で輸入するオレンジのカビ止めに使われている㊙㊙㊙という物質が、長期間のカビ止め効果があることを知りました。 早速その物質を取り寄せテストした結果、素晴らしい消臭効果が有る事がわかりました。また持続効果も36時間と素晴らしく、朝出かける時に使用すると、一日安心であることがわかりました。 それに香料他を混合し完成したのがデオドラです。発売後のエピソードとして、足の臭いで悩んでいて、沢山のメーカーの消臭商品を試し、効果がなく諦めていた消費者の方が、当社のデオドラにたどり着き、その効果と持続力に驚かれ、フアンになって下さり、感謝のお礼状を下さいました。商品を考え、製造し、発売するメーカーとしては、このうえない喜びです。

スペシャルクリーナーの開発秘話

スペシャルクリーナーの開発秘話

スペシャルクリーナーの開発は1980年から始まりました。姉妹品のビューティーシャワーの古くなった保護膜を落とし、尚且つ強力に汚れを落とすクリーナーの開発をする必要があったからです。 その時代のクリーナーは、チューブ式の練り状のもので、ビューティーシャワーの保護膜も、革製品の汚れも良く落ちないものでした。そこでもっと良く汚れが取れる物を開発する為、研究に研究を重ねた結果、素晴らしい材料を見つけました。しかしその材料は液体であった為、もっと消費者が使いやすいもの、という考えから。日本で初めての泡状のクリーナーの開発を目指したのです。しかしこの原液は乳化剤を入れても泡になりませんでした。科学者に相談しても結論は無理との事でした。半ば諦めかけていた時に、当社研究員が、駄目で元々と、配合順番を変えてみたところ、なんと泡になったのです。この順番の入れ替えは、科学者のセオリーでは考えられないとの事で、科学者も驚いていました。 こうして出来上がったスペシャルクリーナーは、当時としては画期的な商品でしたが、偶然出来たものである事は、一般には全く知られてはいませんでした。 現在、スニーカー(布以外)の汚れが水不要でよく取れ、特にソールのゴムの部分が真っ白になるという事でメジャーになり、多くの雑誌やユーチューバーの皆様、そしてAmazonやルーミーでも靴クリーナー部門で常に上位ランクされ、坂上忍さんの番組でも取り上げられるまでになったスペシャルクリーナーの秘話でした。

スペシャルクリーナーの開発秘話

スペシャルクリーナーの開発は1980年から始まりました。姉妹品のビューティーシャワーの古くなった保護膜を落とし、尚且つ強力に汚れを落とすクリーナーの開発をする必要があったからです。 その時代のクリーナーは、チューブ式の練り状のもので、ビューティーシャワーの保護膜も、革製品の汚れも良く落ちないものでした。そこでもっと良く汚れが取れる物を開発する為、研究に研究を重ねた結果、素晴らしい材料を見つけました。しかしその材料は液体であった為、もっと消費者が使いやすいもの、という考えから。日本で初めての泡状のクリーナーの開発を目指したのです。しかしこの原液は乳化剤を入れても泡になりませんでした。科学者に相談しても結論は無理との事でした。半ば諦めかけていた時に、当社研究員が、駄目で元々と、配合順番を変えてみたところ、なんと泡になったのです。この順番の入れ替えは、科学者のセオリーでは考えられないとの事で、科学者も驚いていました。 こうして出来上がったスペシャルクリーナーは、当時としては画期的な商品でしたが、偶然出来たものである事は、一般には全く知られてはいませんでした。 現在、スニーカー(布以外)の汚れが水不要でよく取れ、特にソールのゴムの部分が真っ白になるという事でメジャーになり、多くの雑誌やユーチューバーの皆様、そしてAmazonやルーミーでも靴クリーナー部門で常に上位ランクされ、坂上忍さんの番組でも取り上げられるまでになったスペシャルクリーナーの秘話でした。

紡がれる夢

紡がれる夢

少し旬が過ぎたワールドカップの話。 師走でバタバタしていて記事は更新できていませんでしたが、ベスト8以降は日本以外の試合もほぼ全てリアルタイムで見ていました。 決勝のアルゼンチン対フランスは本当に漫画みたいな展開でしたね。正直後半70分くらいまでは一方的な試合展開に見えましたが、前回大会優勝国の底力はさすがの一言でした。見ているだけでアドレナリンが出て翌朝の勤務は1日中めちゃくちゃ元気だったことを記憶しています。 それ以外の試合も各国のスーパースター選手が皆の期待に応える活躍を見せていて素晴らしかったです。クリスチアーノ・ロナウドの5大会連続ゴール、決勝ハットトリックのキリアン・エムバペ、ほかにも各国過去歴代のエースストライカーのW杯通算ゴールに並び、追い越す記録がたくさん生まれた大会でした。 大人が何かに本気で取り組み、泣いたり笑ったりする姿は、とても美しいものです。報われずピッチにうずくまる選手もたくさんいましたが、その背中を見て次世代の選手が台頭してくるのだなと、見えないバトンが繋がれていく様が見えた3週間弱の出来事でした。 頑張れニッポン!

紡がれる夢

少し旬が過ぎたワールドカップの話。 師走でバタバタしていて記事は更新できていませんでしたが、ベスト8以降は日本以外の試合もほぼ全てリアルタイムで見ていました。 決勝のアルゼンチン対フランスは本当に漫画みたいな展開でしたね。正直後半70分くらいまでは一方的な試合展開に見えましたが、前回大会優勝国の底力はさすがの一言でした。見ているだけでアドレナリンが出て翌朝の勤務は1日中めちゃくちゃ元気だったことを記憶しています。 それ以外の試合も各国のスーパースター選手が皆の期待に応える活躍を見せていて素晴らしかったです。クリスチアーノ・ロナウドの5大会連続ゴール、決勝ハットトリックのキリアン・エムバペ、ほかにも各国過去歴代のエースストライカーのW杯通算ゴールに並び、追い越す記録がたくさん生まれた大会でした。 大人が何かに本気で取り組み、泣いたり笑ったりする姿は、とても美しいものです。報われずピッチにうずくまる選手もたくさんいましたが、その背中を見て次世代の選手が台頭してくるのだなと、見えないバトンが繋がれていく様が見えた3週間弱の出来事でした。 頑張れニッポン!

限界を超えていく人たち

限界を超えていく人たち

2022年12月13日の夜、プロボクサーの”モンスター”井上尚弥選手が史上9人目となる4団体王座統一を達成しました。普段格闘技を見る事のない、ド素人の私が見ても彼の超人ぶりは明らかで、事前に殺陣でもしていたのではと思うくらい、とにかく相手選手のパンチが当たらないのです。 かと思えば目で追えないほどのスピードで繰り出される井上選手の苛烈な攻め。フィクションのようなノンフィクションを、ただひたすらに見守り、気付けば文句なしの試合展開を経て偉業の瞬間を迎えていました。 ところで、井上尚弥選手と私は同い年。身長と体重もたまたま似通っています。(私の体重は筋肉によるものではない) 同じ時を生きながら、こんなに自分とかけ離れた存在になるのは何故なのでしょうか・・・。 おそらく彼には常に目標があり、そこに向かう努力の積み重ねの差なのだろうと、つまりは同じ時間を生きているけれど、同じ密度を生きていないのだろうと、ぼんやり考えるのでした。 天賦の才があるとはいえど、それを腐らせないのは当人次第。井上選手の10,000歩くらい後ろを、今からでも追いかけたい所存です。

限界を超えていく人たち

2022年12月13日の夜、プロボクサーの”モンスター”井上尚弥選手が史上9人目となる4団体王座統一を達成しました。普段格闘技を見る事のない、ド素人の私が見ても彼の超人ぶりは明らかで、事前に殺陣でもしていたのではと思うくらい、とにかく相手選手のパンチが当たらないのです。 かと思えば目で追えないほどのスピードで繰り出される井上選手の苛烈な攻め。フィクションのようなノンフィクションを、ただひたすらに見守り、気付けば文句なしの試合展開を経て偉業の瞬間を迎えていました。 ところで、井上尚弥選手と私は同い年。身長と体重もたまたま似通っています。(私の体重は筋肉によるものではない) 同じ時を生きながら、こんなに自分とかけ離れた存在になるのは何故なのでしょうか・・・。 おそらく彼には常に目標があり、そこに向かう努力の積み重ねの差なのだろうと、つまりは同じ時間を生きているけれど、同じ密度を生きていないのだろうと、ぼんやり考えるのでした。 天賦の才があるとはいえど、それを腐らせないのは当人次第。井上選手の10,000歩くらい後ろを、今からでも追いかけたい所存です。